3次元車体計測システムですべてが決まる!
今までの常識を覆す3D車体計測のメリット!!
GMDコンピュートラック計測システムは、オーストラリアの実業家 グレゴリー・マクドナルド氏が開発した世界有数のモーターサイクル専用3次元車体診断計測システムです。
このシステムは、高精度な3次元測量器(SOQIA社製セオドライト)を活用した高精度にモーターサイクルをチェックできることが特徴!
ワールドGPのレースフィールドでの実績は数多く、チャンピオンマシンに採用されたことでも多くのコンストラクターがその優位性を認識しているシステム。
日本国内でもWGPで実績を積み上げたこのシステムが多くのライダーを魅了し続けています!
そして、新車・中古車を問わず、このシステムを活用することで、多くの判断基準を得ることができるのも大きなメリットとなります。
レーザー測定(2次元)とは異なるGMD独自の計測(3次元)方法
GMDコンピュートラックの3次元計測システムの特徴を解りやすく説明させていただくためには、左の図を見ていただきたいと思います。
3次元計測の優れた点は、媒体(オートバイ)をどの位置、どの方向に置いても計測が可能だということです。
それが空間上にあるXYZの座標を基に計測できる3次元計測の最大のメリットです。
少しだけ3次元XYZについてのおさらいをしていきましょう!
例えば、空間上に座標1と座標2のふたつの点があったとしましょう。 このふたつの点を通る円はいくつ出来るのでしょうか?
そう!! 無限大に円は書けてしまいます!
これが3点を通る円になるとどうなるのでしょうか?
空間上に3点を捉えることでできる円はひとつしか出来ません!!
この2つの点(XYZ)を組み合わせることにより車体のデータを算出していくGMDコンピュートラックの計測には車体の見た目の傾きなんてまったく関係なくなる話なのです!
計測に使用される20箇所以上のポイントはすべて…この3つの点の集合体なのです!
簡単にご説明させていただきましたが、それが3次元計測の最大の強みなのです。
設置が簡単で、高精度な計測が行えるGMDコンピュートラックの3次元計測システムは、イベント会場やレースフィールドでの出張計測にも対応できる機動性を持ち合わせているのです。
GMDコンピュートラック計測システムで得ることのできる項目
Ⅰ.ハンドリング特性を大きく左右するジオメトリー(車体姿勢)のデータ取得
- キャスター角やトレール量、ホイールベースやスイングアームダウンスロープなど多岐に渡ります。
- 最終的にこのジオメトリーデータを用いて、スイートナンバーへのバージョンアップが可能になります。
Ⅱ.アライメントの良否判断データ
- 上部から見たアライメントの良否データ
フロント回りの歪みや前後ホイールのオフセットなどハンドリングの悪化やタイヤの偏磨耗などの原因を診断できます。 - 前から見たアライメントの良否データ
メインフレームの曲がり等、大きくハンドリングに影響を及ぼしてしまう原因が確認できます。 - 後ろから見たアライメントの良否データ
ハイサイドや転倒によって生まれたスイングアームの歪みを確認できます。