ホーム>Honoka Factory公式BLOG>マシニングセンタ>BM562T-ATC品種改良
マシニングセンタ

BM562T-ATC品種改良

おはようございます塩見です。

 

昨年末から導入された小型マシニングセンタFNSのBM562T-ATC改ハイコラム仕様BM563T-ATC。

小型で高性能なこのマシニングセンタはアルミの加工を中心とした弊社にとってはうってつけのモデル!

 

とても気にいっているのですが評価に関して辛口なコメントも行いたいと思います。

 

製造しているのは神戸にある株式会社FNSさん。

工場にお邪魔しましたがこじんまりとした小さな会社。

とっても親近感がもてました。

 

FNS BM562T-ATC

かなり無理を聞いてくれて納期の調整のために部品の手配を早めてくれるなどとても親切な対応。

 

機械の導入もスムースに進みました。。。

マシニングセンタなど触ったこともなかった私が使えるようになってます 笑

 

で、組み合わせるのがfusion360という3D-CADCAM。

クラウドタイプのCADCAMですが、安価なライセンスの割にきちんと使えます。

この組み合わせで3軸同時加工を行うことができます。

 

で、問題点も何点か・・・。

まず当初予定していた加工テーブルではないものがついてきていて、翌月交換対応。

そこまでは良かったのですが・・・。

加工の準備を行っているとどうしても原点がずれる。。。??

なぜ??

テーブルの交換の際には技術スタッフの方がものすごく時間をかけて作業をしてくれていました。

でも。。。

疑うわけではなかったのですが、もう一度精密計測。

う”。。。

 

テーブルの精度が劇的に悪い。。。

5/1000で調整をしているらしいのですが。。。

20mm外れたところで測ると8/100㎜も低い。。。

要はテーブルがうねっています。

メーカーさんといろいろお話しましたが前に進みそうもないのでテーブルをセルフカット!!

 

0.25MMくらい削り込んで平面が出ました。 涙

 

精度の良い加工ができ始めたのでバリバリと加工していましたよ!

 

そして、今年の2月。

突然、ATCが作動不良。。。

ATCのところにあるカーテンがうまく開かない。。。

そしてリミットスイッチに届かずATCが作動せず。。。

 

この時もメーカーさんに確認しましたが良い結果が出ず、

結局、勝手にリミットスイッチの場所を少しずらして対応。。。

 

うまくいけてたんです。。。数か月は。。。

 

またもや突然のATC不良。

 

今度もメーカーさんとお話。

今回対応してくれた方の指示でATCを分解。

原因がスライドに使っているロッドレスシリンダーへクーラントが掛かり切子が詰まっていることが確認されました。

これでした。。。原因。

 

今回は親切に部品交換対応してくれました。

「ありがとうございます」

BM562T-ATC工具自動交換

結局、加工の際ATCに切子が入らないように取り付けてあるカーテン部の問題でした。

カーテンの作動は下部のレールに沿って行われるのですが、

カーテンの山谷の谷部分。

ATCの中側になり切子が乱入!!

掃除をする際やツール交換の際にエアーで切子が舞い上がる。。。

結果、ロッドレスシリンダーがおいきになる・・・。

なんてこったっ

なので、ATCユニットの底部を分断するためにアングル材を用いて衝立を取り付けました。

 

BM562T-ATC切子が詰まる

切削作業を行うとこんな感じになります。

カーテンの谷間についた切子はATCの中に。。。

BM562T-ATC切子が詰まる・・でも対策

でも大丈夫!!

切子はきちんとせき止められています。

あとはカーテンを閉じたままクーラントガンで流せば完了です!

 

カスタマイズだらけですが気に入っています。

 

あっ!!

それから・・・・

S20Tという小型のツーリングを使っているこのマシン。

どうしても機械剛性が低くなります。

 

弊社の加工でもφ10スクエアエンドミルを軸方向3mm、径方向0.5mmかけると復路の工程で「ががががが」

ってビビりが出ていました。

完全にZ軸の剛性不足と負荷の掛けすぎです。

 

これの解決策がコチラ・・・

i-spark50のサムネイル画像

弊社取り扱いのNUTEC I-SPARKです。

ナノレベルの量子に対して作用する劇的パーツです。

これを電源入力部とℤ軸スピンドルモーターに取り付けました。

 

その差は劇的に!!

今では軸方向10mm、径方向1mm掛けての加工でもビビりません!!

作業効率は劇的に変化しました!

 

そして最後に。。。

クーラントです。

 

水溶性クーラントを使用していますが、夏場の熱により酸化。。。

べたべたになり切削性も落ちてきます。

 

そこでとった対応が・・・コチラ

水溶性切削クーラント夏場対策

クーラントタンクからポンプでクーラントを汲み上げ0.01mmのフィルターでろ過し、

再びタンクへ戻しています。

これによりおどおどの発生や細かいごみを除去。

クーラントの交換時期延長に効果が出るはずです。

 

今日のblogは長々でしたが、今後マシニングセンタを導入される同業者の方への参考になればと思います。

 

では!!

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.gmdcomputrack.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/190

ページ上部へ