2017年12月
2018年NEWステムキット発売開始!!
こんばんは塩見です!
ハンドリングチューナーとして早19年目となりました我が社ですが、
車体、足回りのセットアップや性能を向上させることに主眼を置いた各種ワンオフパーツ群。
その中でも大きくハンドリング性能を向上させるチューニング。
それがオリジナルのステムキットを用いたジオメトリーセットアップです。
ステムキットって10万円台で買えるデコレーション製品もありますが、
ステムはハンドリングに大きく関与する重要部品。
切削精度だって大切ですし、
何よりも設計によっては大きく性能を落としてしまう結果に成りかねません。
素材にこだわり・・・
デザイン性能・・・そして上下の剛性バランスなど・・・
設計製作を独自に行ってきた我が社だからこその性能がここにあります。
こだわれば価格は高騰します。
でもあえて性能を落としてしまうコストダウンには興味がありません。
高価でも効果のある製品を開発設計製作し続けます。
2018年から販売を開始するモデルは、
今までの製品の集大成ともなる製品です。
価格は高いです。
高いのがウリです!!
性能も・・・
精度も・・・
ルックスも・・・
3DCADで書いた最新作をちらっとお見せします!!
スーパーカブ88のチタンフルエキゾースト!!
こんばんは塩見です。
年末も近づきましたね~
でも・・・新しいお客様や新しい仕事が入り続けて嬉しいも年内にできるかどうか??
ものすごく慌ただしい状況になってきました。
今回の話題は・・・
ワンオフエキゾーストの製作ネタ。
お客様のマシンはホンダ スーパーカブ88!!
できるだけ純正マフラーっぽいスタイルで!
承りました。
予算はしっかりといただきましたので、
チタンの板を捌きます。
ざっくりと図面を書きます。
今回のエキゾーストは以前にぶっちぎりの優勝を果たしたKSR110のエキゾースト理論を!!
シリンダEXポートから段差なくスムースに口径を拡げていく多段テーパーのウェルド管。
レース用であればサイレンサーを設けず、チャンバー室のみで排気するのですが今回は街乗り。
やかましいマフラーは大嫌いなのできちんと処理します。
出来上がったチャンバー!
こいつでもりもりと湧き上がるトルクを発揮します!
容量は1L。
これだけで性能も出ますし、音量も静かになります。
ただ・・・
「ぽこん、ぽこん。」
という音質に・・;
なので、
このチャンバーの後部にサイレンサーを設けます。
できあがったらこの形。
スタンダードなカブマフラーっぽく!
これで性能もルックスも確保!
エキパイはチタンを板から切り出しテーパーパイプを製作。溶接。
コストを掛けたエキパイになりました!!
私の作るマフラー・・・見た目にエキパイが細く見えます。
いえ!市販マフラーが太すぎなんです!!
これは走らせれば分かります!!
まだサイレンサーステーは出来ていませんがサウンドだけでもどうぞ!!
ただし・・・iPhoneで撮影したので実際の音より迫力ないですが。。。(笑)
ちなみに音量は98デシベルでした。
さー!明日も頑張りますね!!
kawasaki ZX-10の修理
こんばんは塩見です。
現在修理しているZ1100GPのエンジン部品を待っている間に・・・
昨日はCBR400Fのフレームを修理。
ヘッドパイプ付近に大きくあった歪を取りました!!
そして本日は、
ZX10のエンジンを降ろしました!
なんで??
エンジンをオーバーホールするの??
いえいえ・・・。
エンジンを固定するためのマウントにクラック・・・いえ、ちぎれています ( ;∀;)
フレームとは別部品のくせに鋳造品。。。しかも薄いっ
これじゃ~クラック入るわな~ってことで、
鍛造の板から切り出します。
&肉厚も8mmへ!
こちらを溶接冶具を作製して溶接していきますね!
なんだかピットの中がたいへんなことになっていますが頑張っています!!
応援よろしくね~
FRENTUBOカーボテックブレーキホース
こんにちは塩見です。
当店に来られているユーザーには定番商品となったFRENTUBOカーボテックホース!
外車勢ではOEMホース(ステンレスメッシュ)として使用されているFRENTUBO社のホースですが、
ステンレスメッシュ>ケブラーメッシュに続き発売された最新鋭のカーボンメッシュなんです。
カーボン??
カーボンって固いイメージがありますよね!?
でも、このホース・・・むちゃくちゃ軽くて柔らかいんです。
特殊コーティングされたカーボン繊維を編み込んだもので、ステンレスよりもケブラーよりも柔軟です。
特徴は軽くて柔軟というだけではない!!
そこがミソ!
このカーボテックホースは、初期の膨張性が少しあり一般的なステンレスメッシュよりも初期油圧が掛かりにくくなっています。
これは昨今のライディングスタイルにとてもマッチしており、
コーナー進入~コーナリング中でもブレーキコントロールが容易。
ステンレスメッシュでは初期の油圧立ち上がりが急で数パーセントという少ないストロークでも大きく油圧が立ち上がってしまいます。
コーナーの中で油圧の立ち上がりが急すぎてタイヤをロックさせてしまったり、スキッドさせてしまったりって経験はありませんか?
FRENTUBOカーボテックホースは、そこのところに差アリです!!
初期油圧の立ち上がりが緩やかでコントロール性が高い!!
全国のショップ様に向けて出荷させていただいておりますが、かなりのリピート性です。
やはり気に入っていただけたショップ様からはおすすめの声が多いんでしょうね!
ありがとうございます。
写真のモデルはステンレスカシメのINOXタイプ。
通常、国内在庫の多くは、
ブラックアルマイトのアルミタイプとなります。
http://www.gmdcomputrack.jp/contents/menu/frentubo/
弊社のWEBサイト内にて現在、ショッピングカートを設置中!
カード決済にも対応できましたのでよろしくお願いいたします!
頑張ってます!
こんばんは塩見です!
来年1月に更新となるFRENTUBO WEBをどうしようかな~なんて考えておりました。
そこで・・・
このWEBの中に一緒に組み込んじゃおうかな~なんてサイトのデータを更新など・・・。
http://www.gmdcomputrack.jp/shop/products/list.php
今までもあったけどほぼ使っていなかったショップングサイトの構築を少しだけ行いました。
FRENTUBOもこちらからお買い求めいただけるようになりました!!
もちろん他のサイトのようにポイントも付くし、カード決済だって選択できます。
また良かったら覗いてくださいね~
チタンサイレンサー製作&新機能テスト
おはようございます塩見です。
毎朝が寒くなって冬の雰囲気抜群になってきましたね!
当店にはまだまだバイク乗りが集結中です (*´∀`*)
毎日たくさんのお客様に囲まれてとっても幸せな毎日です。
さて、久々の話題は・・・
当店がチタンのフルエキゾーストを製作しているのは以前にも書きましたが、
当店のこだわり。。。
一般的に手に入るエキパイのほとんどが性能をそこそこに市販品として価格を調整したもの。
ここにテーパーをいれて・・・ここの集合部分はスムースに排気を流して・・・膨張させて・・・
なかなか販売価格の枠の中で難しいことばかりです。
当店のエキパイはそこのところを完全に無視しています。
だって・・・せっかく作るのだから妥協はしたくないですから。。。
今までに製作してきた数本のエキパイ。
どれもチャンバー屋さん、マフラー屋さんのものを超えてきました。
なので・・・今回はパワー損失を極限まで少なくしながら大人な排気音をどう実現するか?!
その答えを探していました。
で、生まれたのが・・・
「TJC.system」
です。
差込φ60.5、インナーパンチングも段差をつけずφ60.5で始まっています。
通常ストレート排気の場合はφ60.5でそのまま抜くと音は消えませんよね!
そこで、内部にTJCシステムを構築。
ストレート排気は崩さず、しかも大きな排気抵抗になる仕切り板なども使いません。
通常は音量を100デシベル以下に持っていこうとするとφ52付近にまで絞らないといけなかった内部を
φ60.5のままスタートでき、しかも静か!!
内部には排気を捻るような構造があり、排気スピードを極力落とさない仕掛けがあります。
実際のテストでもインナーφ55のちょっとやかましいと思っていたサイレンサーよりもフケが良くなりました!
テストは大成功です!!
当サイトでも販売を行っていきますね~
よろしくお願いします。